ワークフロー(intra-mart)の申請データをアプリ(kintone)に連携させてみました。
intra-martのLogic Designerとkintone REST APIを使い、ノンプログラミングで実現することができました。
今回はその際の手順を整理したいと思います。
やったこと
1. kintone
1.1. kintoneアプリをつくる
kintoneのアプリを作ります。
アプリのAPIトークンを生成します。アクセス権にもチェックを入れておきます。
2. intra-mart
2-1. 申請画面をつくる (BIS)
BISでフォームを作成します。
2-2. REST定義をつくる (Logic Designer)
Logic Designerの [ユーザ定義] > [REST定義新規作成] からREST定義を作成します。
入力値には下記を設定します。
- apiToken、domain、app ・・・ kintoneに接続するための情報
- record ・・・ kitoneに登録する情報
リクエスト情報・レスポンス情報を設定します。 上記の入力値で定義した「domain」「apiToken」を使用して、エンドポイント・リクエストヘッダを設定します。
2-3. ロジックフローをつくる (Logic Designer)
[ロジックフロー定義一覧] からロジックフローを新規作成します。
フローには上記で作成したREST定義(kintone_register1)を設定します。
入出力設定、定数設定の設定を行います。
入力出力設定には申請画面の入力値(textbox1)を定義します。
定数設定にはkintoneの接続情報(apiToken、app、domain)を定義します。
REST定義に入力、定数の値をマッピングします。
2-4. 案件終了処理を設定する (BIS)
BISで [外部連携] > [データソース] よりデータソースを作成します。フロー定義には上記で作成したロジックフローを指定します。
BISの[フロー編集]から、上記で作成したロジックフローを案件終了処理に指定します。
以上で設定は完了です。
3. 実行結果
intra-martのワークフローを承認して案件を完了させてみます。
無事にkintoneアプリにintra-martのワークフロー申請情報が登録されました。
Logic Designerとkintone REST APIを使えば、intra-mart x kintone連携も簡単に実現できますね。