ViewCreatorの計算式カラムについて

はじめに

2021年度入社のS.Hです。

今回は、ViewCreatorの計算式カラムを使用する際の注意事項について紹介させていただきます。

計算式カラムとは

計算式カラムとは、他のカラムのデータに対して関数を使用し、その結果を表示することができるカラムのことです。

計算式カラムの設定については、以下の公式ドキュメントを参照ください。

document.intra-mart.jp

計算式カラムに関する注意事項

計算式カラムを使用する際の注意事項は、「複雑な計算式を設定するとデータ参照の表示に時間がかかってしまう」ということです。

私の経験で言うと、表示をするのに約30秒かかるデータ参照があり、調査を行った結果、SUBSTRINGやROWNUMBERなどの関数を複数使用した計算式カラムが原因だったというケースがあります。

問題の計算式カラムから関数を外すと、約30秒から約2秒に短縮されました。 この経験から、関数を複数使用したカラムを設定すると、表示が遅くなる場合があると思われます。

データに対して複雑な操作を行いたい場合は、テーブルに計算後のカラムをあらかじめ用意しておくなど、別の方法で実装する方が無難です。

おわりに

今回は、ViewCreatorの計算式カラムを使用する際の注意事項について紹介しました。

計算式カラムを使用する際は、実装の段階でデータ参照の表示に影響が出ていないか確認するようにしましょう。