LogicDesignerの外部連携を使用して一覧画面を作成する際に気をつけたこと

はじめに

こんにちは。開発部のD.Yです。

今回はLogicDesignerの外部連携を使用して、一覧画面を作成する際に気をつけたことを
紹介します。

実装方法

IM-LogicDesignerでユーザ定義(SQL)を用いたフロー定義を作成し、外部連携を使用して
FormaDesignerのグリッドテーブルで一覧画面を作成する。

気をつけたこと

ユーザ定義(SQL)の「取得範囲の指定」を行い、「取得件数の上限を設ける」ことです。

取得件数の上限を設ける理由としては、一覧画面に表示するデータ量が増えた場合の
処理速度の低下・サーバへの影響を考慮するためです。

実際に取得範囲の指定を使用し、入力パラメータの「limit」に「2000」を設定することで
SQLの取得件数を2000件の上限としました。

また、作成した一覧画面では取得件数の上限を設けたので、
上限以上のデータが表示されていないことが分かるように画面に注釈を加えました。

今回は取得件数の上限のみ使用しましたが、取得位置の設定も同様に入力パラメータの「offset」に設定することで取得位置を指定することができます。

ユーザー定義の設定とマッピングのみで、取得件数の上限や取得位置を指定できるため、
是非活用してください。

取得範囲の指定の方法については、以下の公式ドキュメントを参照ください。
document.intra-mart.jp

おわりに

今回はLogicDesignerの外部連携を使用し、FormaDesignerで一覧画面を作成した際に気をつけたことについて紹介しました。

単に機能を実現するのではなく、処理速度や負荷についてまで意識した実装を
心掛けていきたいと思います。